ミレニアルな若者って?

日本が必死に既成社会と産業を守っていた1990年2000年代。ICT先進国と呼ばれる国々は、大英断のもと知恵と努力で国の針路を大きく切り変えていました。それが今、私たちの目の前に「20年の周回遅れ」となって現れています。

さすがに日本も「これじゃダメ」ってことに気づき、急に大騒ぎを始めましたが、産学官の足並みはバラバラ。守旧派の抵抗も強く、掛け声はするもののなかなか前に進みません。

こうした空中戦がどうなっていくかも然ることながら、実は一番大切なのは「新時代の担い手」がどんな世代なのかということです。

物心ついたころからデジタルデバイスに触って、様々なサービスを当たり前のように受け止めているミレニアルな若者たち。これからは、彼らの感性と価値観が既成の社会を打ち破って新しいものを創造していくステージです。

<ミレニアルな若者の価値観>
〇 面倒はイヤ、意味のない我慢はしたくない
〇 仕事よりプライベートが大事(でも実はこの二つは一つ)
〇 自分が大切に思うこと、みんなが喜ぶことに携わりたい
〇 そのための勉強なら大人になってもやる

昭和の高度経済成長期で顕著だった「お金」と「出世」は見事に希薄化しています。そしてその代わりに濃くなってきているのが『自分』。

旧世代からすれば条件反射的に「甘ったれ」「世間知らず」「未熟者」という三連発が飛び出してきそうですが『ネオ個人主義』が一つのキーワードになる時代に入ってきたようです。

これからの教育と学習は、これまでの体系や文脈がどうであれ、その流れの延長線上で考えるのではなく、新たに出現した「ミレニアルな若者」にとってベストなものを提供していくことが近道と言えます。