子どもは大人よりカシコイ

今の子どもは、大人が見聞きしていることは大体知っています。そしてそうした物事を大人よりもクールに捉えています。

これもインターネットやスマホなどのデジタル技術の効果ですが、日本の場合そうした子どもたちの価値観を育て、新しい時代を生き抜く知恵とスキルを与えるサービサー(担い手)がいません。

公教育が時代と共に(本当は「時代の先を行って」)、子どもたちに新しい社会のエントランスをつけてあげるのがベストなのですが、日本は学校と教育行政が化石化してしまっています。

「いや、そんなことはない」「小学校でもプログラミング教育を進めていく」というお答えもありますが、プログラミングという単独科目の新設に失敗し、「プログラミング的思考力」というエキスだけを既成の算数や理科に入れ込んでツジツマを合わせているだけでは効果は知れています。

プログラミングは子どもたちに「自由な発想と多様なアウトプット」をもたらすものとしてとても有意義な学習です。そしてその普及・運用が生活や価値観を変え、社会を新たな発展ステージに進めていきます。

頑迷な教育サービサーによって日本の20代、30代は大きく人材スペック(社会の期待値)を外してしまっています。

教育関係者は「学力低下」や「教育格差」を問題視していますが、今の子どもたちは大人よりずっとカシコイです。マクロ的に見れば、現在の状況はマーケットやユーザー(社会環境や子ども自身)やり方(学習方法)以上に「実施者」の問題が大きいと言えます(Too big to change)。

変化を待ち望んでいる子どもたちのためにも、今が大きな(パラダイムシフトは無理としても)変革期です。