世の中は「アイデア⇒組立て⇒実現力」

今話題の早稲田の入試問題。もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、これを奇問と感じる方は「過去の人」です。

この問題は、下記の3点を見るにはモッテコイの正統派良問です。
1)新しくて面白いことを考える力(着眼点、観察力、センス)
2)それを論理的に組み立てる力(モデル構築力、pros/cons)
3)人に伝えて理解してもらう力(伝達力、共感、いいね)

大企業の新規事業部門などでは、日々「新しいこと」「どこにもないこと」を考えていますが、それを事業コンセプトにして社内の既成部門を交えてタタキはじめると、斬新さやトンガッタ部分が削られ、見る見るうちに「フツーのネタ」になっていきます。

そして役員への説明根回し段階になると、アレヤコレヤで時間が過ぎていき、市場投入できる頃には世の中(需要)も変わってしまっています。

そんな「日本の企業文化の壁」を破る力を学校がきちんと育てて、企業も受け入れる懐を持つようになる日が、早く来てほしいと思います。

因みにこの問題ですが、周りの大学生に聞いても解答なし(アイデアが出てこない状態)。Scratch教室に通ってた中1女子に見せたら、すぐに「ジャンケンとアッチ向いてホイを組み合わせたゲームにする」って返事が返ってきました。

「グー」「チョキ」「パー」「キュー」でジャンケンさせて、グーチョキパーの勝者が「アッチ向いてホイ」を指示、キューの人がその受け手になるのだそうです。

これをどう編集改良していくかがもう一つの知恵の出しドコロですが、スッとアイデアが出てくるアタマの柔らかさは子どものうちに鍛えておきたい才能です。