ミレニアル世代が主役になる

ミレニアル世代はどんな価値観を持っているのか、どんな消費行動をするのか。そして社会をどう変えていくのか。


 
グローバルだ、ワークライフバランスだ、高齢化社会だ、教育改革だ、と騒いでいる人たちの多くは、既成の価値観を有視界飛行で延ばしているだけです。
 
彼らは「当然のこととして」次の世代がそれを踏襲していくと考えています。でもミレニアル世代は、国体や社会システムの継承(メンテナンス)よりもっと大切にしたいものを持っているかもしれません。もしかすると、そこにはとっても大きな「生活と意識の変革」が潜んでいるかもしれません。
 
ミレニアル世代の核になる存在は、根拠もなく何にでもポジティブな「ノリのいいベンチャー」でも、英語ペラペラ仕事バリバリの「おらがグローバル人材」でもありません。そういった人たちは日本全体で見れば「ほんの一握り」でしかありません。
 
これからの時代で日本を変えていくのは、SNSやデジタル文化の中で普段おとなしくしている(時としてネットを通じて強烈なオピニオンを発してくる)「多くの見えない人たち」です。彼らが「モノ言うサイレントマジョリティ」として顔の見えない主役になっていく気がします。
 
そして教育も、国やテクノロジー・産業構造上の理由による人材養成とは別に、そういった人たちの「価値観としあわせ」を大切な要素として考え、その実現のステップとして機能していくことが求められる時代になっていきます。