自信のない若者

「長所や得意がない」「欠点が多い」「痛い失敗体験」といったストレートな理由、国民性や文化による強気(Overestimate)と弱気(Underestimate)など、いろいろな要因が考えられます。

一つの見方ですが「社会の息苦しさ」という点が気になります。

日本は長い歴史の中で「単一民族、単一言語、単一文化のハイコンテクスト社会」を作り上げてきました。そしてそこでは「異物を極力排除する」ことが大切な行動原理となってきました。

しかしこの副作用として「多様性に対する臆病なまでの反応」が身についてしまっています。また学校や企業を通じた人材育成では「高品質の規格品=ミスが少ない人材」の量産から自期モデルへの展開局面で行き詰っています。

失敗しないことばかり考えている企業、先生の教えたこと以外は〇にならない学校。尊い失敗や独創的なアイデアは、都市伝説になりつつあります。どんどん保守化していく流れの中で、世界的な潮流となっているダイバーシティをどう受け入れていくか。

「若者の自信のなさ」は、過渡期における副作用的な兆候と言えます。

対抗するエネルギーを

日本のお家芸である「画一性」「リスク回避」

【日本経済の失速理由】日本企業「失敗回避」「あってはならない」連発vsアマゾン「失敗は尊い」の差。日本の学校教育も。10人に3人くらい「そうでない子」を育てたい(MCKidsのお仕事)。

。などにも起因していると思います。

中学生の「大人のイメージ」
疲れている
大変そう
元気がなさそう

そうしたことは切り返しや成長のバネにもなり得ます。でもそうならないのは、社会(学校や企業)の求めているものが「画一的な基準」であったり、敗者復活のチャンスが少なかったり。そうした「とても狭い道」(Narrow path)が若者へのプレッシャーとなり、やる気を去勢しているのではないでしょうか。

日本はますます多様化と。は反対の方向に向かっているような気がします。

掛け声のようによく聞くグローバリゼーションは、日本企業や日本人が海外に出ていくことだけではありません。でもあります。